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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
「即答!?」 「せめて、理由を教えてくれ!」 双子とやり取りしている間に冬季は山田工学の生徒たちをまじまじと見る。あの時の生徒だろうか?良く分からなかった。 『私たちに魅力があるのは認める。でも、家の前で待ち伏せするへたれ根性は気に入らない! すぐ立ち去らないのなら私たちが直々追いだしてやる!』 「姉ちゃんズ、ちょっと待って!」 冬季の止める間もなく、山田工学の生徒たちは双子のビンタをくらい、その結果、三人は逃げかえって行った。 「と、言うわけで冬季、次会った時は容赦しなくていいからね」 翌日そのことを晴仁に話した。彼は笑ってはいた。 「でも、偶然とは考えられないからね。あの時の人たちなら本当にお姉さんたちが目当てだったのかなぁ?」 「それ聞く前に姉ちゃんズに追い払われたからな」 「そっか。良かった。こっちから聞くことないからね」 「え?」 「わざわざ危険を冒すことないってことさ。俺がすることじゃないし、冬季がすることじゃない」 「それも窓口だから?」 「そう、わかってきた?」 意味ありげに晴仁は笑った。
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