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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ちりも積もればと思いやってきたことが山となる前に片づけてしまうというか、放置になるというか。 田中学院 そろそろ終了 「これ、全然わかんなかったよ!」 「なんだよ、コレ!」 三人の少年から責められるようにクロスワードパズルを渡されて良介はそれを見た。 「……うん、俺にもわかんない。残念だったね、運が悪かったんだ。実は一年生でもわかる問題もあるんだよ。これは、うん、あとで作った人を絞め……注意しておくから。あ、あと、これは参加賞ね」 彼は賞状を渡した。 『あなたがたは このおばけやしきにはいりました そのゆうきをたたえます』 とプリントされている。一応、小学生に人気のシールも貼っている。 「はーい、お疲れさま。よし、次に入るのは誰かな?」 今度は女の子四人のグループだったので、そのまま入れた。説明は少年たちが中に入っているときにしている。 女の子たちはすんなりと出てきた。 「なんだ、そんなに怖くなかったね」 「クイズ、簡単だったね」 そんなことを言い合って、三人は出てきた。 「アレ? 四人入らなかった?」 「あっちゃんが、お兄さんと話し込んでいるの」 「あの子、ミステリーが好きで話が合うみたい」 「ふーん、そうか。次のグループたち、ちょっと待っててね」 良介は中に入って、懐中電灯をつけた。 「山川先輩、首です」
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