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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
職場の机のことですが、なんか今日はそれに振り回された一日でした。 バンデン国王はそれを興味深く眺めていた。 テーブルに置かれた剣と鞘。どちらも不思議な材質で金属ともつかない緑の光を放つ剣と、やはり材質がわからない鞘。 「どうしてバルク殿にしか持てないのだろう?」 バンデン国王は何度か手にしたが、すぐに放す。持とうとすると剣に拒絶させるという。実はアニムも何度か試したが、ただ一度、バルクに剣を渡すために持ち上げたことはあったくらいだった。バルクに直接渡すのであればよい、という判断を剣自体がしている。 「とにかく事情は分かった。ただバルク殿専用となれば興味を失せる者も多かろう。だから一度バンデンが預かったことにする。よいかな」 バルクはうなずいた。 バンデン国王は二人の男に命じて、ドラゴンの宝を手に入れたことを国中に、そして各主要国に広めた。それを知った者たちのほとんどは、我に返ったかのように王都を去った。逆にそれを一目見ようとバンデン王都に来た者もいる。バンデン国王は公開はしないと最初に言っていたのだが、「どうしても」という者も少なくない。
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