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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
朝ドラで、歩が……。 「お兄さん、僕わかるよ。お兄さんだって妖魔を放っておけない魔法文字使いだって。知ってるんだ、人間にはもう魔力なんてない。だから魔力が込められた物に魔法文字で発動させるのが魔法文字使い。転じて魔法使いが人間の世界には結構いるんだよね」 少年がニコニコしている。 確かに『魔法使い』はいる。しかし魔力が込められたものがそうそうあるわけでないし、使えば込められた魔力もいつか果てる。それを知らないはずはない。 「お兄さんはすごいよね。半永久的に魔力を持つことが出来る。いわばお兄さん自体が、魔力が込められたもの。でも、そこに何があるかもわかるよ」 「そうだよ。俺は取り憑かれている」 『ちょっと!アンタ何ばらしてんの?』 動物霊、それも狐の霊だ。いや霊というよりは狐の化物とするべきだろうか? 「仕方がないだろ、言わなくてもバレてる」
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