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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
希望した日時に来るのが当たり前だよね? 俺は放課後すぐに師匠のもとへ行った。 「うーん。それはまずい」 「だろう、まずいよね」 「だが、いいこともある。娘もだが、その静夫という少年もだ。お前のことが解ると言う事は、お前に友達ができるということだ」 師匠がにやりと笑う。 「それって、どういうこと?」 「お前は強くなれるってことさ。その娘、まあ座敷童だ、と本物の霊媒師だろうと思われる静夫という少年。お前は弱いが、やり方によっては強くなれる」 「師匠?」 「俺は強くなる事ができないし、お前を強くする事も不可能だ。俺のお前に対しての役目は終わっている」 師匠は『大丈夫だ』と言って俺を家に帰した。 そして、次の日、新任の養護教諭が来た。どういうコネなのかわからないが、それは小学校の時、俺を助けてくれた、あの師匠の妹だった。 「藤浪礼子です」 三人目とか居そうだがそれはともかく、師匠の野望が始まるんだと思った。
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