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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
って、いっぱい過ぎるだろ! 昨日の題名『あっさり』なんですが、プチミキちゃんのコメント(写真一枚目右下部分)があっさりしているので、受け入れる側がとても『あっさり』だったから。でも、きっと心持ちは『あっさり』ではないと思います。 「人魚オークション?」 「そうだ」 「人魚って、あの人魚だよな?」 「むろん」 人魚。上半身は人間の様で、下半身は魚のソレの生物。海では美しい歌で人を悩ませ藻くずと化させる恐ろしい生物だが陸に上がれば虚弱となる。尾びれの美しさと容姿が美しければ道楽で飼う好事家もいるだろう。あんまりお近づきになりたくない類いの人間だが。 「人魚は売買取引禁止なのは知っておるだろ?」 「まあ、そりゃあ」 人魚は人語を使う。人魚同士の会話はあまり聞いた事がないが、人間に語りかける時は人語だ。それが、例え死への誘いの言葉であっても人語を理解、操ることが出来る生物は人身売買と同じく禁止されている。全世界共通のルールだった。人魚、獣人、エルフなどなど多くの生物はそのルールに守られている。貴重な喋らない生物ももちろん守られているが。 「ここでか?」 「ああ、ここで」 「天下のフォーランズでやろうとはな」 「全くだ。そうそうに取っ捕まえて王城に突き出してやる」 そう言ってアニムは注文していた何とか肉のステーキをフォークで刺してかぶりついた。その姿、肉食獣だ。やっぱりエルフとかじゃないだろう。 「で、どうやって入る?」 「ふふん」 アニムがまたにんまりと笑う。といっても、口元しか見えないが、きっと不敵な笑みをこぼしているのだろう。 「実は、小生、目を騙す事ができる」
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