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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
旭山のライオン。名前は知らない。 昨夜は風邪でも引いたかってくらい寒かったです。ううっ! 多分、名前は鰐塚だろうか?などと八郎は思った。男は鰐となった。固い鱗に包まれた、巨大な鰐。 「絶対噛まれるな!」 襲いかかってくる鰐を除けて八郎は叫んだ。 「八郎さん、あれは?」 「鰐だ!」 「ワニ? あれがワニなんだー!」 ワニを知らないアレクとドッツェ。そして、八郎以外皆知らないようだった。 「鰐は噛む力は強い。だけど、逆は弱いんだ」 口を開く力は弱いと何かで聞いた事がある。彼に通用するかどうかわからないが。犬に変身すると八郎は大きく飛んで、閉じた口の上に乗り、そして元の姿に戻る。さすがに鰐は戸惑った。 「おーい! 誰か早く一緒に乗ってくれ」 ドッツェが飛び乗る。アレクも乗り、鰐が元の男の姿に戻った。
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