|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
熱帯動物館のビス。こんなことになっているとは気づかなかった。 あれ? 師走になってる......。 少年や少女はそれぞれ育て親の元へ、そしてマイコは孤児院に戻って行った。 八郎はそれを呆然と見送った。今のマイコにとって、それが一番だと思いつつも。 「ハチさん、大丈夫?」 ドッツェに心配され、八郎は自分に言い聞かせた。 「大丈夫だよ。愛子の居所がわかっているだけでもいいさ。時間がかかっても思い出してくれればいいさ」 それより問題なのは、この世界を乗っ取ろうとしている連中だ。 「三都市連合対策本部ってなもんだ」 と、鳳が言う。 「この度の件、我が国王も、ウルラの土竜もグランドブランの巨魚も本格的に動いたんだ。いまスズもメジも忙しくしている。もちろん、柴山も参加してくれるだろ?」 愛子のことをとりあえず後回しにできるので八郎は頷いた。ドッツェももちろんやる気だった。
|