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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
業務連絡:先々週に続き、明日、明後日は更新しません。多分。 「私は孤児院で勤めている者です。マイコという女の子が一週間ほど前から行方不明になってしまいました」 「マイコちゃんが行くところに心当たりは?」 「わかりません。実は、マイコは記憶がない子でして......お医者は一時的な記憶喪失だろうということで私も詳しくわかりません。ただマイコがなんらかの出来事で記憶を取り戻し、自分の家へ帰ったというのなら、それはそれでいいのですが......」 マイコという少女がいなくなった事に気づいたのは朝のこと、孤児院の人々は町内中、少女の行方を尋ね回っていたが皆知らないというのだから夜に出て行ったのかもしれない。 「マイコは月を見るのが好きでした。でも、今噂の悪魔が来るというので止めさせていたんですけれどね」 もしかしてこっそり出歩いたかもしれない。 「もしかしたら何か悪い事に巻き込まれているんじゃないかって思ったのです。そんな時、探偵さんがこの町いるって聞いて、尋ねてまいりました」 この女性の予感は的中している。 「マイコさんは僕たちの仲間と捕まっています」 アレクの言葉で女性の顔がはっとなった。 「何の理由があってかわかりませんが子どもばかりを誘拐している人たちがいるんです」 「あまり、出せませんが、マイコを助けていただけますか?」 女性が遠慮がちに言った。 「俺の仲間もいるんだ。必ず助けます」
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