気まぐれ日記
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2011年11月15日(火) 降った

 

 母娘でお食事。

 例年より遅いお出ましだが、もうやや吹雪のように降ってました。
 初雪です。
 それ以上、何も言うまい。




 作戦開始となった。
 夜中、二人は街を出た。八郎の白い毛は夜目にも目立つ。悪魔が来ると信じている人々は怖がって家を出る気配がなく、街は気味悪いほど静かだった。かつては夜でも男たちが酒場で賑わっていたのを彼は知っている。このような形で変わってしまうとは思いもよらなかった。
 「八郎さん、人の気配しますか?」
 「いいや」
 「気を付けてください。どうも嫌な予感します」
 アレクはそう言って言葉を止めた。八郎が素早く物陰に隠れた。銃声がなったかと思ったら身体が先に動いた。
 「目立つワンちゃんよ、逃げられねーぜ」
 返事はしなかった。その代わり変身を解く。アレクはそのままネズミのまま。あらかじめ着ていた黒服で暗がりに潜り込んだ。
 「わかってんだ、アンタ、異世界のモンだろ? さっきは撃っちまって悪かった。俺たちと手を組まねえか? この世界のぬるい連中を支配してやるのさ」
 話に乗ろうとしたらきっと撃たれる。そんな予感しかない。八郎は上手く移動し、声の主から離れようとした。
 「僕は行きます。待っててください」
 アレクはそう言い、八郎から離れる。
 「必ず、ドッツェさんと会って戻ります。だから、決して自棄なんか起こさないでくださいね!」
 


草うららか |MAIL

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