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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
「ごはんちょーだい」なペンギン。 メモる(家計簿というほどのものじゃない)ようになって三ヶ月手前。お金ってこうして使われているということが少しだけしかまだわからない。先月我慢した分は、今月に思いっきり掛かることに......。 ドラクエがそんな高くなくて(熱帯雨林より購入)良かった......ってドラクエかいっ! 村は意外と大きく、店が並ぶ区画もあった。相変わらず魔除けが飾られてあるが、夕刻でも活気があり、農作業帰りの人々が行き交っていた。 「とは言っても、私が道を知っているのはここまで。グランドブランまで無事にたどり着くと良いのですが」 村役場にて、彼女は何か告げると役員の一人がすぐに部屋に案内してくれた。二部屋。そして、食事が出来る店を案内してくれる。さすがに食事までは只とはいかないが、安く美味しい店だと言って簡単な地図を書いてくれた。 「この村は国王の管理下にありますので。グランドブランの国は同盟を組んでいるので、私たちが国王の下で動いているのであれば援助が受けられます」 「すごいな」 八郎は感心した。案内通りに着いた店は広くホールのようになっていた。楽団がテンポの良い曲を奏でて農家の男たちが「やんや」と手拍子を打っていた。 「あれはこの村特有の楽団なの。お祭りが近いから練習がてらやっているの」 「お詳しいですね」 アレクが言った。デグラに入った時から、もう人を見るのはやめているようだった。 「そりゃ、この村の出身ですもの」 何人かが彼女を見かけて声をかけていった。 「家に戻らなくてもいいのか?」 「ええ、家族は今はもうデグラにいるわ」 彼女は少し寂しげに言った。
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