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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
誰からも好かれるというよりは、名前が好きだったのでここからもじりました。 扉を開けてその先には、大きなものがあった。まさに、後ろの扉を全開にしなければ通られないだろうと思われる。 昔アニメで見た昔話のOPに出て来そうな竜、表現的には龍が合いそうだ。西洋的な恐竜のような竜ではなく、長い身体をした龍がそこにいた。 「多忙故、長い事待たせたようだ。さて、主等が言いたい事はわかるが、我が言って良いか?」 龍であり国王が言った。八郎が頷くと、すかさず言った。 「主等は元の世界に帰りたいのだな。しかしながら、それはもうわかったのではないか?」 「確かに、俺......私が猪熊という男に噛み付いた時に『帰れ』と念じた、いや、呪ったのかもしれない。そうしたら消えてしまったんです。でも、それが本当にもとの世界に帰ったかどうかはわかりません」 「なるほど」 「そして、私たちは何故この世界に来たのか、わかりません」 「それを知ってどうする?」 「もし、自分に利があり、害がなければここに永住したい」 「ハチさん?」 ここでドッツェが口を開いた。 「国王なら知っているかと思い、お会いしたのです」 「理由は、我にもわからん。主等が来たのは偶然であり、動物になるという付加は我も予測だにしなかったこと。だが、原因は我にある。そこは許してほしい」 「何故、こんなことが?」 「この地を守るための力、その力が行き過ぎたのだ」
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