気まぐれ日記
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2011年07月07日(木) 七夕だ

 だからと言ってなんてこたァないのです。毎年の事なんで。
 なんというか、年一でしか会えないのって結局自業自得じゃないか。結局、織姫とはどこのお姫様なのか? 彦星って本当は何者? ほら、そこのあなた、気になって来てない? そんなあなたはウィキるといいよ。




 「で、この国の王様はどこにいるんだ?」
 「もしかして、ハチさんに教えたこと、なかった?」
 エクレは声を潜める。
 「ああ、俺も気にしなかったというか、気づかなかったというか」
 よくよく考えたら、おかしい。
 「ちょっと、ハチさん、うちへ入って!」
 「ああ」
 エクレにひっぱり込まれるように家に入った。
 「いい、ハチさん。決して大声を出さないでね。きっとあなたの世界では驚く事だろうけれど、私たちには命取りになるかもしれないから」
 「あ? ああ......」
 「あのね、王様はこの地下に住まわれているんだよ」
 「地下?」
 「地を統治するものは、地にいるのは当然の事だからね」
 じゃあ、空を支配する者は、空にいるのか? などと考える。
 「それでね、王様には私たちとは違うところが一つあるの」
 まさか、ロバの耳をしているなどとは言わないだろう。エクレは更に声を潜める。
 「王様はね、モグラなのよ」
 「モ......!?」
 「しっ! 国王直属の部下に聞こえたら大変だわ」
 八郎も声を潜める。
 「モグラって、もしかしたら俺たちと同じ異世界のヤツじゃねーのか?」

 
 


草うららか |MAIL

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