気まぐれ日記
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2011年06月04日(土) もやしもんの

 1巻で沢木がヒオチの中から見つけた菌が、一体いつどこで正体を現すのかと思っていたが、10巻にて衝撃の真実が! 
 
 すっごく気になっていただけに......。




 「ハチさん、アレクさんの部屋が整ったよ」
 近所に住む妙齢の女性だった。世話好きで八郎やドッツェも世話になった。五人の子どもたちがいるのでたまに子守りの依頼が入る。
 「ありがとう、エクレさん。じゃあ、行こうかアレク」
 「あ、ハイ」
 「あたしは留守番しているよ、いってらっしゃい、ハチさん」
 ドッツェはソファーに寝転がったまま、手を振った。

 八郎の探偵事務所から二、三軒先のアパートの大家がエクレの実家だった。部屋の規模は小さいが、一人でなら不自由ない広さである。
 「この四階の1号の部屋だよ。これはカギ」
 「ありがとうございます」
 カギを受け取りアレクは微笑んだ。
 「いいってことよ。四階にはあまり人が入らないんだ。家具は要らなくなったものだから古いけれどね」
 「充分です」
 「じゃ、夕方にはハチさんところに食事を持って行くから一緒に食べなよ」
 「ええ、すみません、何から何まで」
 「困った時はお互い様っていうじゃないか」
 そう言って、エクレは自分の家へ帰っていった。

 


草うららか |MAIL

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