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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
もっさんのうまから照り焼き。 妖精たちの手が緩む事はない。突然辺りの景色が見た事も無い景色になっていて、爆風に巻き込まれる幻覚、突如木が動きだし枝を振り上げて一行をなぎ倒す幻覚。森に入って三日経つが、一行に出れる様子はない。 「なんだ、なんでこんな酷いんだ?」 本来ならば、悪戯するのも飽きて来て放っておくはずだ、とヴァリーは踏んでいた。 「私が、断ったから?」 エーコは戸惑った。 「だからと言って、結婚を受け入れることはないぞ」 ヴァリーは釘を刺した。 「でも......」 「もうわかった。また一日くらい寝込むかもしれないがそん時は頼む」 こうして、仲間に自分を託せるのだから、なんて幸せなのだろうか? 一人でなんとか行こうとしていた少し前の自分には考えられなかった。 ヴァリーは移動魔法を発動しようとした。
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