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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
抜けてしまいました。 「だそうだ、エーコ」 ブリアが冷やかすように言う。 「冗談」 「受けてくれるか? 受けてくれぬのか?」 妖精は続けた。 「嫌、絶対嫌。私は人間、あなたは妖精よ」 ヴァリーはニヤニヤしながらエーコに吹き込む。 「いやいや、妖精は人間に溶け込み、人間は妖精にあこがれ子をもうけた事もある」 「お断りします!」 そんなヴァリーの言葉もはねのけてエーコはきっぱりと妖精に向かって言った。 「残念だ。さらば人間」 「二度と......」 『二度と来るな』と言いかけたエーコの口をヴァリーは塞いだ。 「何すんの!」 「下手なことは言うな」
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