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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
まだまだ予断ならない状況だけど、とりあえず気分をかえよう。 「......今まで誰に頼んでいた?」 「ブリアとエーコ」 なんとなく、あの二人は金銭に関しても大雑把っぽい。 「わかった、預かろう」 ブルフォーレの港から南へ向かう乗り合い馬車に乗り、一行はロックハードへ向かう。しかし、森の手前までが馬車の執着地点である。 「ここまでだよ。ウェイウェイには地元民でも入りたくないんだ。何しろ、妖精の森だからね」 「知っている。だからこうして四人で来ているんだ」 馬車賃を払い、降りる四人。 「あんたら、見たところ素人のようだけど?」 「見た目で人を判断するもんじゃないさ」 ヴァリーと三人は笑って馬車業者と別れた。
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