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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
「またね、ブロード」 そう言ってディースネイアは笑った。笑うのが難しいと言っていたが、その時だけはごく自然だった。そして、池も森も消えて何故かアセテイトの前にいた。 「帰って来たか。じゃあ、お言葉に甘えよう」 妖精によってその場に縛られていたアセテイトは今解放された。 「残念、でもありがとう。私ももうそろそろ帰りたかった。だからあなたたちも帰してあげる。名前も返すからね」 「本当の妖精使いか......」 兄が呟いてアセテイトを見るが、彼は振り向きもしなかった。 ジョウロフェンツァに着いて出迎えたのはナイロだった。 「やあ、お帰り」 「ただいま、兄さま」 まずはアプリが嬉しそうに駆け寄った。 「皆、お帰り」
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