|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
さっさと終わらせたい感丸出しでごめんなさい。 妖精主の森は避けて通りたい。大陸の中央をほぼ覆う森で広過ぎる。妖精のせいでなくとも迷い力つきて倒れる旅人がいる。 「そんな森でも、人の行き来があるんだよ。妖精主だって別に人間が嫌いなわけじゃないし、妖精たちも人間には興味ある。妖精が喜べば妖精使いではなくても妖精は助けてくれるものなんだよ」 ブロードは森の中の池の前にいた。森の奥深いところだったがその池だけは少し開けていて日の光も降りていた。 「ディースネイア」 名前を呼ぶ。妖精使いの妖精以外には名前はないが、彼女だけにはある。 「ブロード......、久しぶりね。そして、ずいぶん大所帯なのね」 「挨拶はいいよ。来ると思っていたでしょ?」 「ええ、待っていたわ。妖精主も、ね」 「頼むよ」 「ええ、でも」 ディースネイアと呼ばれた妖精は皆の顔を眺めて一礼した。 「私はディースネイア。妖精主の住まう森の門番。ここから先は妖精主の領域、どうか心を鎮めてお入りください」 そう言ってから半透明の姿をした妖精は口はしをつり上げた。
|