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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
寒いって、なんなんだろ? 「まずは、清楚なお姉さんから! 自己紹介」 と、兄。当然ながら、シルクは戸惑った。 「わ、私、あの......シルクです」 「うんうん、シルクちゃんか。その匂い、ホリエステ家だね」 「どうしてわかったの? 私臭うかしら?」 更に戸惑うシルクにブロードは説明した。 「兄さんには魔力が計れるんだよ」 「で、そこのお嬢ちゃんはベロア家。そこのおっさんはリネン家。ずいぶん物入りじゃね?」 「物入りなんだ。君の弟くんもね、どうもタチの悪い人に狙われているらしい」 ナイロが説明する。が、無視してブロードはナイロをまじまじと見つめる。 「アンタは全然魔力がないな。そこの黒いのは妖精使いか? 妖精の魔力がまとわりついているし......。ああ、悪い。どうしてもそっちに目がいってしまうんだ。俺、人の魔力を吸っているから」
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