気まぐれ日記
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2009年12月20日(日) 人に百の愛で

 優しい。
 
 なんかカレンダー見ていたら気づいた。微妙に違うけれど。




 ぼんやりと輝く明かりの妖精が現れた。とても小さくかわいらしい顔をしていた。アプリが「かわいい」と小声で呟く。シルクも物珍しげにまじまじと見つめてた。
 「主様、私に名前をつけてください」
 妖精が言うが、アセテイトは首を振った。
 「お前の主はこれだ。これに宿り、これに付けてもらえ」
 「わかりました。さようなら、主様」
 妖精はやや表情を強張らせたが、すぐにブロードの兄の身体の中へすっと入っていった。

 ややして、男は起き上がった。最初はぞろぞろと雁首揃えて何やっているんだ、と思った。人の寝顔がそんなに珍しいものなのだろうか? その中に親しい顔があった。
 「......ブロード!」
 「おはよ、兄さん」
 「な、なんで俺は? ああ、えーと、そうか......」
 宿した妖精が説明しているらしい、状況を理解する。
 「なるほど、ジョウロフェンツァか......。かわいいお嬢ちゃんから、むさいおっさんまで勢揃いだな」
 ブロードの兄は一人一人の顔を眺める。
 


草うららか |MAIL

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