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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
注意はしていたが、街明かりが見えた事に安心していた。結局、妖精たちの言う通りになった。 「やあ、どうだい? 幻術もなかなかだろう?」 キュプラと名乗る男が三人の前に現れた。 「すっかり騙された」 ブロードは素直に言った。アプリとシルクは辺りをキョロキョロしている。今の状況を把握し切れていないのかもしれない。それでもキュプラが姿を現す事でアプリは剣の柄に手をかけた。 「お止しよ、アプリちゃん。女の子はおろか僕は争いは嫌いなんだよ。でなきゃ、君たち三人今無事でいられないよ。もう逃がす事は出来ないんだ」 「ふーん、そう」 ブロードは冷たく言った。 「魔力が欲しいなんて言わない。君を強制連行......」 キュプラの前から、ブロードたち三人は消えた。
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