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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
「ちゃんと受け取ってよね。予備なんかないから」 ブロードはキュプラの腕を掴んだ。 「欲しいんでしょ? これ持ったら大人しく帰ってね」 「ちょっ、待て......ぎゃああああっ!」 叫び声を上げる。腕を振り上げブロードの手を振り払った。 「な、なんて事をするんだ! 君も無事ではすまない」 ブロードはその場に座り込んでキュプラを睨んだ。 「どう? 人の魔力を注がれた気分は?」 「無茶な、ことを、するな......ちっ、もう少しでこっちがヤバかったよ。取り憑かせている妖精が魔力吸収の性質を持っていて良かった」 キュプラがまた消えて行く。 ブロードはそれを見届けて、安心して眠りに落ちた。
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