気まぐれ日記
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2009年08月15日(土) ああ、潮の香り

 今年も海へ行けず。

 いや、海に囲まれているので不足はしないのですが、海水浴なんぞ何年行ってないだろうか?
 なんかすっごい記憶あるのが、郊外に海水浴行って、帰りに古い自販の超冷のHI-C飲んだ事ってどうなんだろ? あと、遠い記憶に青とオレンジ色のヒトデとか見つけたりとか、ウニとかホッキとったこととか。その他、溺れかけた記憶とか、伯母に連れられ電車に乗って行った記憶とか。
 夏って、ほんとノスタルジー。




 「あの、まず名前を伺ってもよろしいですか?」
 ブロードが棒読みで言った。
 「ああ、僕はキュプラ=アクロ。覚えておいてくれ」
 「嫌です」
 ブロードはまた魔法を発動させようとする。が、起こそうとした魔法が消失した。
 「妖精使い?」
 「そうだよ。でなきゃ、シルクちゃんに妖精憑けられないでしょ? 君には強力なのが憑いている......いや、融合しているから憑けられないけれど、さて、どうやって君を連れて行こうかな?」
 キュプラはとぼけるように言った。
 「そうだ、この子に憑けよう」
 キュプラがアプリに目を留めた。
 「アプリさん、逃げて!」
 「えっ?」
 アプリに虚脱感が襲う。剣の柄を握りしめていた手が動かくなった。
 「な、に?」
 「ちょっと妖精を憑けただけだよ。足止めさせてもらう。で、シルクちゃんも来る?」
 彼女はおびえて首を振る。
 「そう、残念だ。まあ、いいけれどね。ただ、君に来てもらいたいんだ。君のその魔力が欲しいだけなんだよ」
 「そんなに欲しいなら、あげるよ」
 ブロードはため息をついてから言った。
 


草うららか |MAIL

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