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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
今の気分。 「ごめん。これ、冷めないうちに」 ブロードは食事を勧めた。詳しい事は後にしようと思う。 「ありがと」 シルクは素直にそれを食べた。 「ああ、それともし変な人が来たら大声出して悲鳴上げてね」 そう言ってブロードは部屋を出ようとする。 「?」 シルクは首を傾げつつも頷いた。 下へ戻るとアプリは大体昼食の準備を終えていた。 「ブロード君、シルクさんの様子はどうだった?」 「うん、だいぶ調子を取り戻しているみたいだよ」 「良かった。じゃあ、私たちもお昼にしましょ」 アプリは厨房にあった材料で適当にスープやソテーを作っていた。 あまり上手じゃないけれど、と彼女は言ったが、ブロードにとっては十分美味しかった。 「美味しいよ、アプリさん」 「そう、良かった。でも、レイヨンさんには負けるなあ」 「レイヨンはその道が長いから上手くて当たり前なんだよ。でもアプリさんのは母さんの味に似ている」 「そお? 家庭の味ってことね」 「ごめん、そういうつもりで言ったんじゃないんだけど」 よくも悪くも家庭料理レベルととられたことにブロードは謝った。しかし、アプリにとってはそれを素直に受け止めていた。 「私は料理人じゃないからこれで十分なのよ。でも、将来は好きな人の好きな菓子をちゃんと作れたらいいなあ」
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