|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
今月から異動して仕事場移ったんですが、どうも人足りずのところがあるらしく来月からそこへ異動となります。 アプリは買い物へ出かけた。 彼女はいつも月に一度、買い物をしている。もちろん生活のためでなく自分のための買い物。自分が欲しいと思うものを購入する。 欲張りではあるが、自分の買い物となると慎重になりすぎて結局買わなかったという結果が多い。しかし、お菓子などは別だった。露店に並ぶクッキーやキャンディを見つけては少しずつ買って行く。 「あら、かわいい」 目に留まったのはアクセサリーを売ってる露店だった。貝殻や木、動物の骨などで作られたアクセサリーを売っている。 「いらっしゃい、嬢ちゃん。よかったら付けてみてもいいぜ」 日焼けした中年の男が声をかける。 「高いの?」 「いんや、所詮民芸品の土産もんさ。商人がジョウロフェンツァに戻る時にかみさんに買って行くもんの一つだよ」 「ふーん」 「コレなんかどうだろう? 嬢ちゃん」 男は青い塗料で塗った木の腕輪を渡した。 「お守りがわりだ。実際効き目があるらしいからな」 「そう......」 彼女にしては珍しく、衝動買いしてしまった。男の言う通り、安いものだったが、例え安くても一度は躊躇していた。 「ま、いいか。かわいいし」 自分に言い聞かせるように言った。
|