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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
なんで始めます。 「なんでまた、それがここに来るんだ?」 「知らないよ。でも、だいぶ弱っている」 ブロードが彼女の顔を覗き込む。弱々しい呼吸をしていた。 「ケガはないようだけど、なんだろ? 何かに体力を奪われている」 ブロードがカウンターに掛かった剣を眺めた。 「妖精たちがざわめいている」 「何? 妖精が? どうしてそんなことが分かるの?」 「憑いている妖精がそう言っている。彼女には妖魔が憑いているって」 「妖魔って?」 「広い意味では妖精と同じさ。妖魔さえ出て行けばこの人も目を覚ますかもしれない」
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