|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
明日はいないので、携帯から更新しますだ。 そんなアプリにレイヨンは話しかけた。 「お、嬢ちゃん。俺からレシピを聞こうなんざ十年早いぜ」 「レイヨンはよっぽどの常連じゃないと教えてくれないよ」 と、ブロード。多少呆れている。 「そんなっ!? 十年も待てないわ」 「冗談だ。常連中の常連。ブロードが連れて来たお客だからな、特別に教えてやろう」 レイヨンは笑って出来たての料理を差し出した。 「エイカスのムニエルだ」 「エイカスって?」 「魚だよ。今時期この辺で獲れるここでしか食べられない魚で油がのって美味しいんだ」 「うん、確かにいいにおいがする」 「うんと食えよ。ところでブロード、どうやって帰って来た?」 「ああ、まあ、あんま覚えてないけれど......川に流された」 その言葉にレイヨンはあんぐりと口を開けた。
|