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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
意味はありません。 朝早く叩き起こされてブロードは不機嫌そうにあくびを噛み殺した。アプリは元気はつらつで準備も万端だった。ブロードに対して早く身支度を済ませるように言う。 「だってさ、俺の荷物とかもないんだろ?」 「あるわよ。こっちで準備したわ」 「そこまでしてくれるのは有り難いんだけどさ」 「十分、有り難く思ってちょうだい。そして、そのお礼は早く出かける事でしてちょうだい」 「大体早過ぎるよ。サンディアには必ず立ち寄らなければならないし、今から行ったら時間を余すよ。あそこには面白いものはないから」 「面白いかどうかは私が判断するもの。さ、さっさと着替えて」 ブロードが黙ってアプリを見つめた。 「何? どうしたの?」 「着替えるんだけど」 「どうぞ」 「出て行ってくれない?」 「大丈夫よ。あなたが寝ているうちの世話は私がしたんだんだから」 「あくまで、意識の問題だよ。それはそれ、だ」
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