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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
何をどうしようとしたのか? 拓馬が起きたのは昼過ぎだった。 探偵家業は(以下略)。そんなこんなで居間に起きてみると、女神がいた。 「め、女神!?」 シーツを身体に巻き付け、それらしい衣装をした道子が居間のソファーに座っていた。 「あら、あなた。おはよう」 「お、お前、なにやってんだ?」 「さ、冒険者よ、指輪をおさめなさい」 「はい? 指輪なら洋が......」 「その冒険者なら指輪をおさめましたよ。新たなる指輪をここに」 道子は自分の指を指す。 「お、お前、冗談だろ?」 「あら、私は知っているのですよ。昨日、競馬でいくら儲けたのか」 「何故、それを!」 「だって、私は探偵の妻ですもの。指輪がないのなら、出直して来なさい」 そんなわけで拓馬は指輪を買いに家を追い出されたのだった。 「何、ニヤニヤしてんだ?」 山川京一郎に言われて洋はふと我に返った。 「ああ、今頃、父さん、とっちめられているだろうなって」 「なんだ? そりゃ?」 「ああ先輩、俺、新しいダンジョン見つける為に帰ります」
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