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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
思わず思った。(アレ?)とにかく、おわたっ! 何がって、面倒くさいこと今月分。 カスガが思った通り、剣乙女ヒナは簡単にさらうことが出来た。カスガの言葉になんの疑いを持たず、素直に付いて来た。 彼女の家のポストには『娘は我々が預かる』とだけ書いた手紙を入れた。 「ねえ、お母さんは?」 「君のお母さんは、とても怖い病気になってしまったんだ。だから移るといけないから君はしばらく離れて暮らさなければならないんだ」 「お母さん、病気なの?」 「そうだよ。お母さんの病気が治るまでの辛抱だからね」 「......うん」 「そうだ、ヒナは何が好きなのかな? 甘い物は好きか?」 「うん、ケーキが好き」 「じゃあ、ちょっと食べていこうか?」 「うん」 こうしてヒナは無事誘拐された。 キヨミズの案内により、ヒナを連れて被害者の会、本部へ向かう事になる。本部は自由都市より北へ向かい、エルギフ・エシニップを通り抜けた先、ナーロタスの街にあるという。 「ずいぶん、遠くにあるもんだな」 「まあ、ツプーテに対立するんだからな。出来るだけ遠くに置くのが基本だろ」 キヨミズとユリと別れ、ヒナを連れて二人はナーロタスへ向かう。
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