気まぐれ日記
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2008年12月11日(木) そんでは

 続きを。
 それにしても、本当にめちゃめちゃだな。
 




 「そういうわけだ。お前等は被害者の会に入る資格はある。だけど、さっきのようなこともやるんだ。それなりの覚悟はしないとならない」
 キヨミズは言った。
 「俺たちは、目的の為ならば人の命すら奪うんだ」
 「じゃあ、俺がもし姉を助けたいと言うなら入ってもいいのか?」
 「もちろん。覚悟があるのならな」
 「じゃあ、その子を送り届けたら一緒に連れて行って欲しい」
 「入会希望者は歓迎するよ。だけど、入会試験がある」
 「入会試験?」
 「そうだ」
 
 その子を送り届けたら、母親はその子を抱き上げて喜んだ。
 「ああ、よかった」
 母親はひとしきり喜んだ。
 「良かったな、お嬢ちゃん」
 「うん」
 しかし、キッカとユリは怪訝な表情をしている。
 「どうしたんだ? キッカ」
 「いいえ、別に」
 「そうか」
 少女の家を離れると、キッカはカスガに向かった。
 「あの子を助けてください」
 「はあ?」
 ユリがキヨミズの顔をじっと見つめている。
 「あの子の母親は嘘をついてます」
 


草うららか |MAIL

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