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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
平日のお休みです。 「まあ、いいか。お前、いい眼をしているし。多分、旦那はあんまお前を巻き込みたくなかっただけみたいだしな」 キヨミズはカスガに語りかけた。 「俺たちは、簡単に言えば剣乙女被害者の会ってやつだよ」 「剣乙女被害者の会ぃ?」 「そうだ。アイツは、ミカサの旦那は妹を探している。俺はお袋と妹だ。お前は?」 「姉を。母もだった。ランさんによればもう亡くなったらしい」 「そうか。そうなんだ。お前のように家族に剣乙女がいるためにツプーテの王によってさらわれたり無理やり連れ去られたりする。そんな被害者の会なんだ」 「そうか。キッカ、お前も家族がいたんだろう」 彼女は首を振った。 「もう、いません」 「そうか。じゃあ、お前も被害者だな」 「ええ、だから、カスガ様と共に行きます」 「なんだか、のん気だな、お前らは」 キヨミズは呆れながら言った。それでも、この二人をほほえましく思った。
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