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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
怒りもおさまり落ち着いて対応出来るようになりました。多分。あとは上に冷静に伝えるだけです。(月初めに来ると思うので) 翌朝、ミカサはキッカとカスガを連れてランがいる酒場を訪れた。 「会いたいと言っていたから連れて来た」 ランはまだこちらを向かない。 「まあ、本当に連れて来てくださったのね」 窓に向かって言った。 「キッカ、お願い。私の側まで来て」 キッカはカスガを見る。カスガは頷いたので、ゆっくりとランの側まで歩んだ。ランは振り向いた。その顔は美しかったが眼は閉じていた。 「眼を明ける事が出来ないの。ごめんなさい。あなたの顔を触らせて欲しいの」 キッカはランの手を取ると自分の頬に当てる。 「まだ幼いのに、大変だったわね。でもカスガとは仲良くやれそうね。頑張ってね。剣乙女の幸せは普通の人間の幸せと同じなのだから。剣乙女は人間と変らないのだから」 ランはキッカの顔を撫で回し、やがて放してまた窓を向いた。 「眼を開けると、他の剣乙女たちを見る事が出来るの。でも、ツテープに捕われた剣乙女たちを見るのはとても辛い」 「そんなことが出来るのか?」 カスガが尋ねた。ややその言葉に驚きが込められている。 「ええ、あなたのお母様の姿も見た事があります」 「お袋は......」 「ごめんなさい」 後ろを向いたまま彼女は首を振った。
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