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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
どう、話を進めようか迷ってます。 「ねえ、ねえ、キッカちゃん。私と一緒にお買い物に行かない?」 レンはキッカの肩に手を置いて言った。 「いいじゃないか。行っておいでよ、キッカ」 「でも......」 「なら、カスガ君もいっしょに行きましょう」 「えっ?」 「それなら、キッカちゃんも行くでしょ? ね。そういうわけで兄さん、お留守番。どうせ、部屋で寝るんでしょ?」 「ああ」 短く返事をして、そしてカスガに向かって小声で言った。 「妹をよろしく」 レンとともに街の中を歩く事になった。キッカは見るもの全てが珍しいようだった。 「キッカちゃん、服は? 着替えとかある?」 レンの問いに彼女は首を振る。 「なら、ここで買っちゃおう。ここ古着屋なのよ」 そう言って腕を引いた。 「ほら、カスガ君も来る」 半ば無理矢理入った店は意外に広く、古着ながらもあまりそれを感じさせないものが多かった。ちょうど物入りだと、カスガも自分のものを選んでいた。 一方、レンはキッカの服を選んでいた。キッカに選ぶ能力がないと判断し、嬉々として選んでいた。 「ほらほら、これなんかかわいいわ」 「あの」 「こっちもいいわね」 「その」 「これも似合いそうよ」 試着をして、今度はカスガにも選んでもらう。 「どれも、似合うよ」 「よーし、じゃあ、これ全部」 レンが言うが、カスガは首を振って断った。 「いくら何でも、多いって」
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