気まぐれ日記
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2008年11月17日(月) 恋はいつでもハリケーン!

 今週の番外:ワロタ。

 今週の一言:不眠の話を書こうかと思ったら......。ホント、話が身近なんだと思う。




 自由都市ニリンジョース。いつでも誰でもこの街に入る事ができる。ただ一つのルールは『争い事は他所でやれ』だった。いろいろな人がいる中、争いは常に付きまとうもの。それを破れば二度とこの街に入る事が出来ない。永久追放の印を押されてしまうという。
 「大きな街......」
 キッカはやはりカスガの後ろに隠れるようにしていた。
 「二人とも、宿はお決まり? もし良かったら同室にしても構わない? この先に街で一番安い宿なんだけど、二人部屋なのよね。さすがに兄妹でも同室ってちょっとねえ......だから、キッカちゃんと私、カスガ君と兄さんで部屋を取るの。そうすれば、お互い一部屋分よねえ」
 「レン」
 ミカサが嗜めた。
 「君たち、すまないね。妹が......」
 口数も少ないのか、ミカサは口ごもる。
 「あの、それで良かったら、こちらからもお願いします」
 キッカがカスガを見つめる。
 「大丈夫だよ、キッカ。俺は、人を見る目は確かだ」
 レンの言う通り、財布に優しい宿がある。
 「あのう、アンタは迷惑じゃない?」
 カスガがミカサに尋ねる。
 「いいや」
 彼は短く答えた。
 「あのう、レンさん。キッカをよろしくお願いします」
 「あらあ、何、改まっちゃって」
 カスガは声を潜めた。宿の質素さが珍しいのか、キョロキョロしているキッカを横目で見ながら、レンに伝える。
 「あいつ、キッカは、いままでいい境遇にあったことはないと思うんだ。だから、楽しいことを教えてあげて欲しいんだ」
 「あなたが教えてあげればいいじゃない?」
 「俺は、男だし。女って、甘い物好きだろうけど俺、苦手だし」
 「なるほどなるほど。あいわかった。お姉さんにまかせなさい!」
 レンはウィンクをした。


草うららか |MAIL

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