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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
そんなことはどうでもいいかもしれない。 指を噛む。言う通り痛いのは一瞬だった。後は何か頭がぼうっとして痛みを感じなかった。しかし、オフィーリスがさらに噛み付いた。 「いたっ!」 はっとしてオフィーリスが手を放す。 「ごめんなさい。でも、あなたの血は特別だわ。千年、あなたの血は千年もの間受け継がれていてそして、この先千年受け継がれる。そのちょうど中間があなた。それが私にとって極上の糧。正直に言えば、もっと欲しい。ごめんなさい、ベグゼッド。もっとちょうだい!」 頭が揺れる。立ちくらみを起こしたような感覚。それが貧血だと分かる。オフィーリスがなんらかの方法で多量に血を奪った。 オフィーリスって、なんかマニアック。 「すごい、力がみなぎるのが分かるわ。ベグゼッド、大丈夫。すぐに元の世界に戻れるわ」 「......そう」 ベグゼッドは元気などもちろんなく、ただ頷いた。
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