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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
やっと、そろそろ終わるかな、というところです。 「だけど、オフィーリス。またサヨナラだ。まだ本調子じゃねえし、この身体はカシスのもの......」 ティママンがゆっくりと目を瞑る。その目が再び開いた時、 「ベグゼッド! 無事か!」 と叫ぶカシス。 「元に戻ったのか」 と、グオン。 「探し人とは、ティママンの事だったんですね」 「ええ、私の大切な友達なの。弟みたいな」 それを聞いてわずかながらグオンが笑ったのをベグゼッドは見逃さなかった。 「じゃあ、帰りましょうね」 「そうは行かせない」 フリエルが入って来た。 「私が契約したのがレクイエム一人とお思いでしたか?」 「複数の魔族と契約したの? 困った人がいたものね」 オフィーリスの声は落ち着いていた。魔族との契約がどういうものか、先ほどベグゼッドは聞いている。この男は何を報酬として与えるのだろう。 「グオン、お前に手紙を送っていたのは母だったのだな」 それほど年を取っているように見えない女性が前に投げ出された。グオンがそれを受け止める。 「グオン、元気そうで良かった。本当に良かった。行きて会えて本当に良かった」 「私もです、母上」 「私は、残念でならない母上。皆まとめて消滅していただきます」 フリエルが魔族を呼ぶ。
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