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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ゲームの取り説とか、攻略本とか本当、煙草臭い。つか、そういうのに当たる確率大。 「やっぱり、ビアソーイダの家についていたのね」 「ああ、失敗だったよ。どいつもこいつも自我の強い奴らばかりでね、こうして出てこられたのは初めてだよ。レクイエムがこいつに隙を作ってくれたから、こうして出て来れた」 「じゃあ、カシスは? 無事?」 「心配ねえよ。眠ってるだけだ。それよりもお前、俺の魔力使ってしまったんだな。人間に預けておくとどんどん少なくなっていくのは覚悟してたけど、まあ、しょうがねーか」 ティママンがベグゼッドに近づいた。そして、腹部に手を差し入れる。 「!?」 「大丈夫だって。種を返してもらうだけだ」 「種?」 「ここの人間は魔力をもたねえ。だから、その元となるものが無いと魔力を預けても自然と抜けてしまうんだ」 手を引き抜く。別段、変ったような気はしない。 「こんな再開しちまったが、オフィーリス、心配かけたな」 「そんなに心配してなかったわよ。でも」 オフィーリスは笑った。 「見つかって良かった」 ティママンも笑い、「すまん」と言った。
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