気まぐれ日記
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2008年09月15日(月) でも、やめておこう

 今日の意味無しタイトル。
 
 敬老の日と老人の日があることを初めて知った。もともと、老人の日だったそうな......。




 ベグゼッドは眉をしかめた。いかにも怪しいその硝子の筒を見つめた。
 「いやだ」
 「大丈夫ですよ。痛くも苦しくもないらしい」
 「レクイエム」
 「はい」
 レクイエムがベグゼッドをちょっと押した。瞬間、ベグゼッドは筒の中に入っていた。液体は身体にまとわりつくような粘液状で息ももちろんままならなかった。口の中に入り込んだその液体を何度か飲み込んでいく内に、身体が軽くなったように感じた。感じただけだった。
 目も開けられず意識が遠のき、ただ、眠くなっていくだけだった。
 
 それも、長くはなかった。
 
 一瞬、身体に何か通ったような気がした。身体を支えていた液体が流れ出て行く。腕を引かれてベグゼッドは床に投げ出された。
 「ベグゼッド、大丈夫か?」
 カシスの声だ。手で目にまとわりつく液体を拭った。
 「?」
 液体はすでになかった。身体も服も濡れていない。感触だけが残っている。横を見ると、筒だけが斜めにきれいに割れていた。
 「カシス、これ、もしかして」
 「筒だけ斬ったんだ」
 カシスは得意げに言った。
 


草うららか |MAIL

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