|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
一週間ぶりに文章。 グオンはそのまま軍術家としてフォーランズ城に居着いた。教え上手で幼いベグゼッドは知識をどんどん吸収した。勉強が苦手だったバネッタもグオンに教わった。 夜眠る時、ベグゼッドはグオンが本を読んでくれるのが好きだった。抑揚のない声に感情は薄かったが淡々と突っかかり無く読む音は眠るのには心地よかった。さすがに今は読んでくれないが。 「すまないと、フォーランズ王に伝えてくれ。そして、後に私自らもそちらへ伺おう。ベグゼッド、君は必ず無事に返すから」 「......」 トレンシアに行きたかった。 「カシス、サミクラス、無事に送り届けてくれ」 ビアソーイダ王は言った。 「あとは、トレンシアに向かってくれ」 兄弟が一斉に返事をする。
|