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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
早朝(と言っても五時なのだけど)は曇りが多いような気がしてならないです。 「兄弟が揃うのは久しいな」 ビアソーイダ王は言った。目の前に七人いる。ベグゼッドとグオンはそれを呆然と見つめていた。 「サミクラス、お前から順に自己紹介しなさい」 「はいよ。さっきはどうも。まさかフォーランズの王族とは思わなかったぜ」 サミクラスはベグゼッドに向かって言った。赤茶けた無造作な髪で耳には金の輪のイヤリングをしていた。見ると形はそれぞれ違うが王族全員がつけているようだった。 「俺は、養子になったからコンファイアの王族だけどね。カシスが世話になったそうだな」 「カシスには世話にもなってます」 「まあ、祭はゆっくり楽しんでいってくれよ」 次はオリオが前に出た。
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