気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2008年04月19日(土) こたえ

 こちらをご覧ください。
 待ち時間に、えんたのかみさま見せる受験なんて初めてですよ。(でも、問題は難しかった)

 疲れた。




 「それじゃ、帰るかな」
 カシスは二人を連れて人や店で賑わう大通りを抜けて、ビアソーイダの中央に向かう。そこに大きく古い城が建てられていた。少し高い丘にあり、街を見渡す事が出来る。
 その城の入り口は人々が自由に行き来していた。
 「なんでこんなに人の出入りが激しいんだ?」
 「ああ、そりゃあ一般公開してるからね」
 中に入ると、すぐ広間があり、至る所に看板が立てられている。『一般図書館』『大浴場』『博物館』となっていた。
 「大浴場? 図書館? 何、これ?」
 グオンは黙っていたが、それは呆れているといった様子だった。
 「まあ、代々の王の趣味らしいよ。大浴場は夜には閉めるから、後でゆっくり入るといいよ」
 「図書館......」
 「ここに来てまで本読む事ないだろ。それよりも、こっちだ」
 カシスが二人を引っ張り、図書館への入り口の脇にある、小さな扉の前に立った。その横に椅子があり、青年が一人座っていた。こちらには気づかない様子で本を読みふけっている。
 「お帰り、カシス」
 本から目を離さず、青年は言った。
 「オリオ兄、ただいま。ベグゼッド、連れて来たぜ」
 やっと、本から目を離してオリオと呼ばれた青年は立ち上がった。
 「失礼しました。フォーランズ王国の王子、ベグゼッド殿ですね。そちらは?」
 「ベグゼッドの家庭教師みたいなことやってるグオンだって」
 「初めまして、グオン殿。紹介が遅れました。私はビアソーイダ第ニ王子、まあカシスの兄のオリオです」
 「お世話になります、オリオ」
 ベグゼッドが手を差し出したのでオリオは軽く握手をした。
 「長旅、お疲れ様でした。自分の家と思ってゆっくりしてください」
 「じゃあ、兄貴。親父に会ってくるよ」
 「後で」
 カシスは懐から鍵を取り出し、扉を開いた。そこに階段が続いている。
 「オリオ兄はあそこで本読みながら見張りしているんだ」
 


草うららか |MAIL

My追加