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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
この話、作ったのは高校の時ですから。 「女の人を逃すなんて珍しいじゃないか?」 「ああ、私としたことが......オフィーリス嬢、今からでもお茶を飲んでいっていただけるかな?」 「ええ、いただくわ」 気づくと、オフィーリスの右頬と額から入れ墨のようなものは消えていた。 「ベグゼッドはだいぶ顔色良くなったな」 「うん、だいぶ」 「なんか冷たいものでも飲むか? ジュース売ってるし」 「じゃあ、なんかすっぱい果物のジュースを」 「酸っぱいのはやめといた方がいいんじゃないか?」 などと言って、カシスはさっさと部屋を出て行く。グオンもまた、お茶を入れるため共同の給湯室へ行っていた。 「いい人たちね」 「うん」 カシスのことはまだあまり知らないが、素直だと思った。あまり考えないところは少々難点かもしれない、と。 「人払いしたの?」 「いいえ。だけど、ひとつ伝えておくわ。あなたはこの先......」 「ベグゼッド、これなんか良さそうだ。船酔いなんか一発だってよ」 やけに緑色の濃いジュースを持ってカシスは戻って来た。
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