気まぐれ日記
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2008年04月13日(日) いや、あのね

 この話、作ったのは高校の時ですから。
 なんか、気づいたと思うけど、面白い話ではないと思います。つーか、思いました。




 「女の人を逃すなんて珍しいじゃないか?」
 「ああ、私としたことが......オフィーリス嬢、今からでもお茶を飲んでいっていただけるかな?」
 「ええ、いただくわ」
 気づくと、オフィーリスの右頬と額から入れ墨のようなものは消えていた。
 「ベグゼッドはだいぶ顔色良くなったな」
 「うん、だいぶ」
 「なんか冷たいものでも飲むか? ジュース売ってるし」
 「じゃあ、なんかすっぱい果物のジュースを」
 「酸っぱいのはやめといた方がいいんじゃないか?」
 などと言って、カシスはさっさと部屋を出て行く。グオンもまた、お茶を入れるため共同の給湯室へ行っていた。
 「いい人たちね」
 「うん」
 カシスのことはまだあまり知らないが、素直だと思った。あまり考えないところは少々難点かもしれない、と。
 「人払いしたの?」
 「いいえ。だけど、ひとつ伝えておくわ。あなたはこの先......」
 「ベグゼッド、これなんか良さそうだ。船酔いなんか一発だってよ」
 やけに緑色の濃いジュースを持ってカシスは戻って来た。
  
 


草うららか |MAIL

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