気まぐれ日記
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2008年03月22日(土) 地元で唯一?

 まあ、そういった店がある。
 食玩とかガチャガチャの景品のまとめ売りしているところ。買取もしている様子。おっさん(お兄さん?)が経営。
 そんな店があってもおかしくはないが、需要性は少ないはず。少なくとも地元では。




 「ここ、いいかしら?」
 突然目の前から声がする。慌ててみるとそこには黒いワンピースの女性がいた。カシスが眉をひそめる。
 「あなたたちも旅行者かしら? 二人だけ? 座りたいの、ここいいかしら?」
 「どうぞ」
 「ありがとう」
 長い黒髪と黒い目の妖艶な美女だった。
 「私はオフィーリス。一人旅をしているの。あなたたちは?」
 「ベグゼッド」
 「カシス」
 二人はほぼ同時に答える。
 「そう、ベグゼッドにカシスね。二人で旅をしているの?」
 「いや、あとグオンがいるよ」
 「へえ。じゃあ三人旅ね」
 「そう言うかな? でも、女の人が一人旅って珍しいね」
 「ええ。ちょっと人を捜しているの」
 「見つかるといいね」
 オフィーリスは微笑んだ。その笑顔が少し寂しそうだった。


草うららか |MAIL

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