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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
今朝、妹が吐き気訴えて寝込んでました。 「掃除人VS闇の掃除人」完結編 「リチャード、それをどうするつもりだ? 何故、ねずみ殺しなど使いおって......撃たなかった? 得意だっただろ、銃は......」 「錆びてて、使えなかった」 段ボールの中、厳重に封じてあったのは拳銃だった。裏世界で生きていく為に必要だった。 「そんな言い訳、通用すると思っているのか?」 「本当のことだ。うちのアパート、湿気が多くて」 嘘だった。段ボールの布テープを途中ではがすのやめた。中がどうなっていようともう高橋には関係がなかった。 「まあ、いい。千葉をどうするつもりだ?」 「掃除人にする」 「そう来ると思った」 「アンタは働き手が増えていいだろ? 元は闇の掃除人だ。基礎はできている」 「好きにしろ、ただし、奴が変な動きをしたら、その時は私が手を下す」 宮島ならば簡単にできることだった。彼女の異名、『毒の女王』は伊達ではない。 「そういうことだ。千葉、お前は掃除人として生きろ」 目を覚ました千葉に高橋は伝えた。 「どういうことだ?」 宮島とのやり取りはもちろん聞いてない。 「お前がまた闇に戻るというんであれば、今度はアレが容赦しない」 宮島を指した。千葉の顔がはっとする。 「そうか、グレースが絡んでいたのか......。どうりでお前が清掃会社の清掃員として身を置いているのかわかったよ」 「お前には掃除の仕方を教えるからな」 「闇世界から足を洗うのが、どれだけ大変か、知ってるのか?」 「それなら、社長に任せておけばいい。俺も足を洗ったクチだからな」 こうして、千葉は宮島の元で働くことになった。 「ところで、なんで俺の命を狙っていたんだ?」 さすがに焼けただれた皮膚は酷かったので千葉は入院してしまった。その見舞いに高橋は訪れた。 「そりゃ、お前、グレースと付き合っていたんじゃ......」 「今すぐ死にたいか? ミシャエル」 変に殺気を感じて千葉がすぐに引っ込めた。 「違うのか?」 「わけ分かんないこと言うな、ミシャエル。社長には旦那がいるんだ。それもメタボ腹の発明オタク......」 「マジかよ」 「つまり、俺たちはタイプじゃないらしいな。もとより、俺はああいうのダメだけど。つーか、ムカつくっていうか、付き合ってるなど言われたくない。......って、どうしたミシャエル」 千葉が枕に顔を埋めて泣いていた。
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