|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
おとといのペットショップのハガキですが、もっていくと粗品をくれるという事で持って行きました。(すごく近所) ステルブの記憶も街の人たちの記憶も戻った。声を掛けられても懐かしさは感じなかった。向こうもあまり感じていない。 「記憶が戻ったけど、すっきりしないんだ」 ステルブはそう言った。 「でもな、ヴェスラには謝れよ。そして、お前の子供大事にしろよ」 「お前にも、迷惑かけたな」 「全くだ」 本当にそうだ。おかげで、もう仕立て屋になる気がない。 「お前、どうする?」 「まだ、仕事が残ってる」 イザリアやリュー、ウォルティアを元の地に帰さなければならない。フォーランズによらないと。 久しぶりに実家に戻った。戻った事に関しては親父もおふくろも喜んでくれた。 「ま、俺の息子だからな。そんな甲斐性ねぇと思ってたよ」 と、親父。 「よく言うぜ。目くじら立てて、出て行け言ったのは親父だろ」 「んなのは忘れた。まあ、呑めよ」 「明日また出るんだよ。そんなに呑めない」 「ちぇっ、面白くねえ、息子だ。なあ、母さん」 「何いってんだい。毎晩のように、息子と酒が呑みたい言っていたのはおまえさんだろ」 おふくろは続ける。 「レイム、お前、また旅に出るのかい?」 「ん、まだやる事が......後始末があるんだ」 「お前、腕は?」 「最近、イザリアの、黒髪の女の子が着てるワンピースを作った」 イザリア、リュー、ウォルティアの三人はさっき家族に紹介して夕食を食べて宿に戻った。今は家族そろって(妹たちはもう寝たが)居間にいる。 「やっぱり、腕は落ちてないよね。うちで仕立て屋やるつもりないかい?」 「ごめん。俺、以外にウォンテッダーも向いているんだ」 「じゃあ、仕方がないね。止めやしないよ。あたしゃもう寝るよ」 と、おふくろは寝室に引っ込む。 「レイムよう」 「何?」 「あいつは、おめぇが帰ってくるのをそりゃ、首を長くして待っていたんだ。腕を聞いていたが、あんなもん建前だ。だから、いつでもたまにでも帰ってこいよ」 「うん」
|