気まぐれ日記
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音信不通の友人にはがきを送りました。いや、ほんとのところ、ニ、三日前に書いたのですが......今日まで送らずにいました。(おい) ま、便りがないのは元気な証拠を実践する方なんです。
今週の一言:ますますかわいい九ちゃん。自分でちゃんと言ってたもんね。きれいな着物着たいって。てか、銀さん、イロもの系に愛されるのかしらねえ......。
俺は家に行ってみた。仕立て屋の看板、玄関口、何も変わっていない。玄関のドアの上に具えているベルがカランカランと鳴る。 「いらっしゃい。あら、旅の方ですか?」 「何か御用かな?」 「......」 「どうかしましたか?」 「ここに、息子......息子のレイムって奴、いなかったか?」 「いいえ、うちには娘が二人いますけれど」 「そうか、じゃあ、勘違いかな」 店を出た。この街の者たちは俺の記憶はない。多分、リースリーズだろう。 「レイム君?」 イザリアが心配そうな顔で見る。 「良かったな、ステルブ。ここにはお前のことを覚えている奴がいるよ」 「良くない。俺は、何もわからない」 仕方が無い。ステルブの家族にわけを話そう。今度はステルブの家を目指す。 「ステルブ......レイム!」 聞き覚えのある声だった。 「ヴェスラ!」 「......」 ヴェスラだけが、俺の事を覚えていた。
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