気まぐれ日記
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2006年10月27日(金) あ、もう、そりゃ駄目だ

 これは、うちの友達の事です。 
 一人目、とうとう心配していた事になりました。
 音信不通。
 そう、なりかねない友人です。今まで音信を保っていた方が不思議かもしれません。(言い過ぎ)急いで一筆でも送らねばと思ったんですが、送るの忘れた。
 二人目、風邪こじらせちゃったよう。
 なんか、電話口から死にそうな声がするんですが......一人暮らしって大変だよな、と。ゆっくり休んでくれ、頼むから。
 って、人の事より自分のことを心配せい、と。今日の面接はどうだったと聞かれましても......ちゃんと答えられたのか? みたいな状態で......。
 でもね、そこ、すごいんだ。賞与もらえるし、土日祝日休みだし。でも、臨時職員......。



 街に着いて宿を探す。こんな安宿で大丈夫かと思ったが、安い割にしっかりしている。それはレイムやイザリアの目がいいからだった。安く、それでいて造り構えの良い宿を見極めている。部屋は五人という人数もあり二部屋。
 「ウォルティアさん、その服、直します」
 と、レイムが声をかけた。
 「レイム君ってね、仕立て屋さんなんだって」
 ウォンテッダーにして仕立て屋とは、珍しい。
 「なら頼もうか? 着替えたら持って行く」
 「任せてくれ」
 少ししたら下の食堂に集まり食事をすることに決まった。バラバラで食べるよりは皆で食べる方がいいらしい。それは、私にも依存は無かった。
 なんでだろうか、楽しみだった。
 思えば、仕事が忙しくこのような体験をしたことがない。大勢で食事をするということもいままでなかった。
 「そろそろ下におりましょ」
 イザリアが言う。私の後をおずおずとリューが付いてくる。ステルブとレイムはもう席に着いていた。メニューを見て二人で話をしている。
 「いいか、上からガーリック焼き、ハーブ焼き、ジンジャー焼き、ウラ焼き......」
 「じゃあ、ガーリック焼きで」
 「まだだ、お、来た来た」
 皆であれこれとメニューを決める。料理が来ると、リューは皆に分け始めた。元メイドという事もありきれいに盛りつけてくれる。そして、それをやるのが彼女の性分ともわかった。
 「ウォルティア」
 「なんだ?」
 「楽しそうだね」
 ステルブはそう言った。自分で言うのもなんだが、私は無表情だ。他の者も首を傾げている。
 「そうか?」
 「うん、すごく楽しそうだ」
 これで、分かった気がする。彼が好きな理由が。


草うららか |MAIL

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