気まぐれ日記
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いや、いつまでも無職ではいられないので。 でも、今日はハローワーク行っただけ。明日写真取り直そう。
ステルブとウォルティアが旅に加わった。俺を含めて五人。ウォンテッダーは大概一人ないし二人で旅をするのだが、これは多すぎだろ? 大所帯パーティは昔、よくあった話だ。まあ、別に人数が多くなったからといって問題はないけどな。 ウォルティアを見ると、ステルブのことが気になっているのは一目瞭然だった。イザリアが俺をつついてきて、耳打ちしてくれる。俺もその辺はそんなに疎い訳じゃない、うなずき返した。ただし、ステルブにはヴェスラという女がいる......。元はと言えば、こいつのせいで俺は故郷を出る事になったのだ。
「俺はウォンテッダーになるよ」 その昔、ステルブは言った。 「なりゃあ、いいじゃねーか」 「なんだ、レイムはやっぱ家業継ぐのか?」 「ああ、嫌いじゃないし」 「そうか。じゃあ、たまに帰るからそん時まで服作ってくれ」 「ああ、それなりの料金はもらうからな」 その翌日、ステルブは旅立った。驚く事に、ウォンテッダーになると打ち明けたのは俺だけで、奴の両親も、婚約者のヴェスラにも話していなかった。ヴェスラは俺たちの幼なじみだったのだが、彼女は俺を激しく責め立てた。 「どうして、どうして引き止めなかったの!」 彼女の怒りは収まらなかった。そんなに怒る理由が後に分かる。彼女は妊娠していた。そして事もあろうか、彼女は俺への復讐として、 「この子はレイムの子よ」 と言った。 そんなわけで、俺は馬鹿馬鹿しい誤解を受け、親父から勘当を言い渡された。俺までウォンテッダーになった。もう少し、ステルブが留まっていたら奴もウォンテッダーになると言わなかっただろうか。
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